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Saddle Intonator
(サドルイントネーター) は、
MTS
をインストールする時だけに使うものでは有りません。 通常のギター製作・セットアップ・調整の場面で
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MTS がインストールされて無い、普通のギターの場合でも、
サドルの弦の載っている位置は、弦のゲージや、弦高の値に従って、最適な サドル補正量 ΔL の値になるようにセットアップされています。
(注)量産品のギターの場合、サドル補正量 ΔL の値が、最適値にセットアップされているかどうかは、大変疑問です。

この サドル位置補正量 ΔL は、一例ですが、
このような、弦の長さ方向の寸法と、弦高さ方向の寸法(弦高)の両方を、同時にセットアップするのは、
プロの製作家・職人でも大変難しく、かつ、時間を必要とします。
そこで、威力を発揮する物が、
Saddle Intonator (サドルイントネーター))です。
サドルイントネーターは、弦毎に、オクターブ調整 を確実に行うためのパーツです。
![]() Patent Pending (特許出願済) |
| 特願2003-433578 特願2004-51225 特願2004-193761 |
ミネハラ スーパーチューンシステム
では、使い方をご説明しましょう
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ブリッジピン を抜いて、弦を外し、 サドル も サドルスロット から抜きます。 セットに付属している ステンレスシート を サドルスロット のあったところに置きます。 ステンレスシート は、ブリッジの上で、サドルピース を簡単に移動出来るように敷くものです。 |
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3ケの サドルピース を、左の写真のように、ステンレスシート の上に並べて置きます。 これで、弦を張れます。 |
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弦を張ったら、はじめに、弦高を調節します。 #12フレット位置の弦高が、自分の最も望ましい値にになる様に、サドルピース についているセットスクリュー を、付属の六角レンチを使って調節します。 セットスクリュー を一回転させると、#12フレット位置の弦高は、約 0.2mm変化する筈ですので、正確な弦高調整が出来ます。 |
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![]() 弦高が正しくセットアップされると、この写真のような状態になると思います。 サドルピース のブリッジピン側が僅かに低くなるように、セットスクリュー を調節すると良いでしょう。 |
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次は、サドルピース の弦の載っている位置を調整します。 これが、オクターブ調整 です。 弦を少し緩めれば、サドルピース はステンレスシート の上で、簡単に移動出来ます。 #12フレットを押さえた時の音程が、開放弦に対して、正しく1オクターブ上がる位置に サドルピースを動かして調整して下さい。 スケールレングス 640mm 程度のギターの場合、サドルピース を 約 0.3mm 移動すると、#12フレットを押さえた時の音程は、約 1セント 変わるはずです。 このサドルイントネーターを使えば、オクターブ調整 が、1セント 単位 の正確さで調整 出来るのです。 |
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こんな具合に出来ましたか。 これで、貴方のギターのサドル調整は、完璧です。 サドルピース はブロンズ製、サドルピース からブリッジへの振動伝達は、セットスクリュー を通して行われています。 ですから、この状態で、ギター演奏は何ら問題なく出来ますし、音質の変化も全くありませんので、プレーを楽しんで下さい。 |
でも、サドルはボーンを使いたい・・・ と言う方のために
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![]() 今まで付いていたサドルを外し、新しいサドルブランクを削って、弦の載る位置決めるわけですが、 上でご説明したように、サドルピース は弦高も、オクターブ調整 も完全に出来ていますので、 その寸法を計って、それに従って新しいサドルブランクを削れば良い訳です。 |
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ここでは、MTS インストールに使われる オフセットサドル TM での例を示しました。 左の写真は、オフセットサドルブランクのセットアップ前の状態です。 なぜ、このような、二段構えのサドルを使用するか・・・については、こちらで解説していますので、ご覧下さい。 オフセットサドルブランク の削り方の詳細は割愛致しますが、結果のみご紹介致します。 |


下の写真の上下の物を較べて見て下さい。
サドルイントネーターを使ってセットアップされた状態が、ボーンサドル で完璧に復元されているとおもいます。
この様に、ボーンサドル を削る前に、サドル位置の最適なポジションを決めるパーツが
Saddle Intonator (サドルイントネーター))なのです。
便利でしょう・・・?
サドルイントネーターを使ってセットアップされた状態が、ボーンサドル で完璧に復元されているとおもいます。
と言うことは、サドルイントネーターを使ってセットアップされた状態でも、
ギター演奏は全く問題ない・・・と言うことにもなります。
如何でしたか
MTS インストールには、 ストリングピロー TM と オフセットサドル TM を使いますが、

ストリングピロー TM は、下記の仕様のギター用として、標準パーツストリングピローブランクを用意してあります。
スケールレングス : 643-650 mm の範囲のもの。 弦のゲージ、弦高 は、下記とする。
弦は、 D'Addario EJ16 Phosphor Bronze, Light Guage など。
| # | Note | 弦 | 弦のゲージ (inch) | #1フレット弦高 (mm) | #12フレット弦高 (mm) |
| 1 | E | Silvered Steel | .012 | 0.30 | 1.8 |
| 2 | B | Silvered Steel | .016 | 0.30 | 2.1 |
| 3 | G | Bronze Wound | .024 | 0.36 | 2.2 |
| 4 | D | Bronze Wound | .032 | 0.36 | 2.4 |
| 5 | A | Bronze Wound | .042 | 0.41 | 2.6 |
| 6 | E | Bronze Wound | .054 | 0.50 | 2.8 |
ストリングピローブランク には、弦の通る溝を付けるだけでセットアップできます。こちらをご覧下さい。
これと、
上でご紹介した Saddle Intonator
(サドルイントネーター))を使えば、
貴方のギターは、たちどころに、MTS
インストールギターに変身します。
僅か、一時間程度で MTS がセットアップできるとおもいます。
(注)フレットワイヤは、通常の
Medium
(高さ 約
1mm
) が使われているギターで、サドルの高さ (ブリッジより上の部分の高さ)
が 2.5-5.0
mm 程度の範囲。
ボーンサドル に置き換えなくても、全く演奏には問題は有りませんので、是非、MTS の素晴らしさを体験して下さい。
既にご理解頂けているとおもいますが、
ストリングピロー TM と、 Saddle Intonator (サドルイントネーター))を使ってセットアップされたMTS インストールギターは、
オリジナルギターパーツに一切手を加えていませんので、
仮に、MTS
インストールの状態に満足が行かない場合は、何時でもオリジナルの状態に戻すことが出来ます。
ただ、その必要は全く無いと思います。
MTS インストールの状態が、オリジナルの状態の音律(音程)より悪くなる・・・と言うことは、絶対に有り得ないからです。
これで、貴方のギターは、MTS に変身しました
このギターは、特殊なチューニングは一切必要ありません。
ローポジションからハイポジションまで、ギター本来が狙っている 平均律の音程のピッチの音が出せます。
と言うことは、どのポジションで弾いても、平均律の音程のコードの音が出せる・・・
と言うことです。
ギターに於いては、平均律の音程のコードの音 以上を求めることは出来ません。
従って、これが、ギターの 究極の音律 といえます。
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コードの音に唸りの全く無い、ピュアな音、 更に、どの弦もピッチがあうので、弦同士で倍音が響き出し、素晴らしい響きが生まれます。 やっと、貴方のギターは本物の音を出せるようになったと思います。 |
もともと、出せる楽器だったのです。
![]() Patent Pending (特許出願済) |
| 特願2003-433578 特願2004-51225 特願2004-193761 |
ミネハラ スーパーチューンシステム
自分で MTS のセットアップは、ちょっと難しい・・・
とお考えの方には、
工房ミネハラ では、インストールサービス を行っております。
Minehara Super Tune System TM は、原則的にどのメーカーのアコースティックギターにも インストール可能ですが、パーツ仕様をご確認ください。
ご注意 このページでご紹介している
MTS
キットは、ナット調整・サドル調整などの経験を持った方を対象といていますので、
ご経験の無い方は、インストールを専門家に依頼するか、当方、工房ミネハラにご用命ください。
| 型番 | 商品名 | 価格 (税込) |
| Minehara Super Tune System ミネハラ サドルイントネーター TM | ||
| MH-INT | ミネハラ Saddle Intonator サドルイントネーターキット (サドルピース(黄銅製) 3ケ(セットスクリュー付き)、ステンレスシート 1枚、六角レンチ 1本) | 受注生産品 |
仕様、価格は予告無しに変わる事があります。
注:上記価格には、送料は含みません。
MTS インストールギターを試奏ご希望の方は、ご連絡下さい。
ドレッドノート や OOO タイプ、 ナイロン弦クラシックギター なども用意してあります。
![]() を導入されることによって、アコースティックギターの新たな可能性を、 貴方に見つけて頂けるものと確信しております。 |
このページに掲載したギターは、
の搭載事例を示したもので、ギターの音程の狂いとは直接の関係はありません。
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工房ミネハラ
Mineo Harada
Updated:2005/11/18
First Updated:2005/6/26